縞柄「筋」

これから、大好きな江戸小紋について書いていこうと思います。

今日は「筋」、縞柄ですね。

線の太いものから、順に大名筋、千筋、万筋、毛万筋、二つ割と、

呼び名が変わりますね。呼び名は多少違うこともあるようで、

微塵とか極万筋という呼び名もあるようです。

縞柄は単純ですが、それだけに高い技術が必要とされるものです。

型は縞彫りと言われるものですが、縞彫りには糸入れも必要で、

大変な手間と技術がかかっていますよね。

そう言えば、江戸小紋の染め師で、群馬県指定重要無形文化財保持者の藍田正雄さんが、

7月にお亡くなりになっていたのですね。残念です。